写真家 Nick FujimuraのPhotographer's eye

Sony α7シリーズ愛用の写真家のブログです。写真やカメラの事だけでなく生活全般いろいろ呟きます。

2021年春、ようやく冬眠から目覚めました。笑

コロナコロナでずいぶん長い事自粛して撮影にも行かない期間が続きましたが、そろそろ社会復帰に向けて活動を開始しようかと思います。引き続きよろしくお願い致します。

 で、この数ヶ月の間にカメラはα7r4からα7r3にスペックダウンしたり、レンズもこれからも使わないだろうなぁと思われるモノを勇気を出して処分し、新たにこれからの活動に必要だと思われるレンズを1個だけ買いました。さて、なんでしょうね?

で、いつの間にか春になって来ているので手持ちのレンズでいつものようにご近所を撮って来ました。いや〜、春ですねぇ〜。

まずは、桜ですか? これは毎年どう撮っても同じです。

I finally woke up from my hibernation in the spring of 2021. 

After a very long period of self-restraint and not going shooting in  Covid-19, I think it's time to start working on getting back into society. Thank you for your continued support.

During the past few months, I have downgraded my camera from the α7r4 to the α7r3, courageously disposed of some lenses that I don't think I will ever use, and bought one new lens that I think I will need for my future activities. Well, what do you think?

So, before I knew it, it was spring, so I took some pictures of my neighborhood as usual with my lens. Well, it's spring!

First of all, the cherry blossoms? It's the same every year, no matter how I shoot it. LOL!

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まぁ、LightroomPhotoshopのスライダーをどう動かして工夫しても大差ないですね。次は春のお花です。笑

Well, it doesn't make much difference how I move the sliders in Lightroom or Photoshop. Next is the spring flowers. LOL!

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僕は上の画像のレンズ、Sony 135mm のGMレンズが大好きで結構多用しますが、ホントになんか3Dの写真のようで惚れ惚れします。笑

I love the lens in the image above, the Sony 135mm GM lens, and I use it a lot, but it really looks like a 3D photo. LOL!

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マクロレンズはまだ登場しません。笑  135mmをクロップして使うとマクロみたいに使えて返って面白い絵になるので最近多用しています。

The macro lens has yet to make an appearance. I've been using the 135mm lens a lot lately because it can be used like a macro lens when it's cropped, which results in interesting pictures.

20210331-5ワンちゃんがいたのでシャッターチャンスを狙いましたが、動体の撮り方を忘れてしまったのでピントが合いませんでした。勉強しておきます。笑

There was a dog, so I tried to get a good shot, but I forgot how to take pictures of moving objects, so I couldn't get it in focus. I'll study up on it. lol

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帰りに八百屋さんに寄っていきました。八百屋さんはカラフルなので写真映えしますね。でも、RAW現像、酷過ぎました。笑

On the way home, I dropped by a grocery store. The grocery store is very colorful, so it's very photogenic. But the RAW development was too much. LOL!

吉田亮人「しゃにむに写真家」を読む!

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非常事態宣言が延長され、引き続き撮影にも出れない日々が続くので、写真関係の読書感想文(笑)を書いてみることにします。

 元上司のご友人の作家・近藤雄生さんのご紹介の本で吉田亮人さんの「しゃにむに写真家」。久々に読んだとても勉強になる良い本でした。
安定した教員生活
     ↓
 「あんた、こんな生活でええのん?」(怖い奥さん)
     ↓
教員を辞める決意
     ↓
辞めた後、何で生計立ててく?
     ↓
「あんた、昔写真やってたやん、写真家になり〜な」(怖い奥さん)
     ↓
写真家になる決意(この時点でカメラを持ってない)
     ↓
カメラとズームレンズ買う(レンズ1本のみ)
     ↓
そのままタイ ミャンマー難民キャンプまで写真を撮りに行く(教員辞めて2ヶ月)
     ↓ 
インド デリーからムンバイまで約1000kmを自転車で撮影旅行 
     ↓ 
帰国してボッ〜としてたら奥さんに怒られる。笑
     ↓ 
気を取り直して撮ってきた写真を纏めてEpsonの公募展に応募したら入選。助成金付きで個展開催決定。
ここまでで前半のごく一部ですが、これ以上書くとネタバレになってしまうので内容に関してはここでやめておきましょう。それにしてもカメラをお持ちになってこのEpson公募展入選まで何ヶ月なんでしょう? 僕なんか写真始めて5年ぐらい? 使った費用は100万超えで数十冊の写真(テクニック)関係の本を読んだりとずいぶんと時間とお金と労力を投資したけど、まだ初心者の領域から出てません。他人様(ひとさま)を撮るどころかフォトコンに応募する勇気さえありません。っていうか、このEpson公募展入選の時点での経験(すなわちカメラ買って数ヶ月?)しかなく技術的に殆ど何も知らない段階で雑誌社に作品を持ち込むという勇気と行動力に凄みを感じました。これも怖い奥様のコントロールのなせる技でしょうか? 笑
でも総じて感じられるのは、吉田亮人さんご本人の良い意味での「人たらし」的なご性格の良さでしょうか。ミャンマーでもタイでもインドでも中国でも被写体の人達と魂レベルで交流し人を惹きつけてしまう魅力がご本人におありになるんだと思います。写真の出版の際もみんなを巻き込んで引き込んで、そしてみんなの力を結集させて完成させてしまう「人たらし」ならではの魅力、まさしく「人間の光」に満ち溢れたお人柄なんだと推察いたしました。
「写真は誰でも撮れますね。でも写真は誰でもは写せない。『写す』ためには自分の中にある自分だけの情熱が必要なんです」 
「社会の底辺にいる人間にも種まきをするんだ。僕が写真を撮る意味はそこにあるのかもしれない」 
「あなたの写真を私たちが見なければならない理由は何なのか。わざわざ他人にあなたの写真を見せる理由、作品を世の中に向けて発表する意義は何なのか、、、」 
とにかく、写真家を目指す人にとっては勇気ある言葉に溢れた良書です。しかし吉田さんが歩んだ方法で成功できる人はホンの一握りだと思います。百万人のジャンケン大会があるとしたら、最後に勝ち残った人が吉田亮人さんです。世間の物語はこういう最後に勝ち残った人にだけ光を当てます。どんな分野でもそう、みんな一欠片の才能と僅かな運とそして最後まで諦めない不屈の闘志が成功をもたらします。なので安定した職についている若者は、この本で勘違いしない方が良いかと思います。そろそろ65歳になる自分は相当勘違いしてますが、少し勘違いして勇気を持って出ていくぐらいの覚悟が必要なのかもしれません。笑 そんな勇気を貰える書でした。

あっ、それから本文の最後の奥様の一言に涙が溢れますね。奥様が素晴らしいと男は天まで届くほど成長する良いサンプルです。笑

矢萩多聞さんの装丁も吉田さんとの意気があって力強いサポートをしています。いろいろな意味で恵まれた人なんだなぁと思います。

写真家を目指す人だけでなく、人生の指南書としてご一読される事を強くお勧めいたします。
しゃにむに写真家

しゃにむに写真家

  • 作者:吉田 亮人
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること (わたしの旅ブックス)

まだ見ぬあの地へ 旅すること、書くこと、生きること (わたしの旅ブックス)

  • 作者:近藤 雄生
  • 発売日: 2020/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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Kaniフィルター 使用3回目

なんかバタバタしていたせいか写真を撮る暇もありませんでした。

なので、もう一度Kaniフィルターの練習をしておこうとベランダからの撮影です。早いところ現場に出たいのですが、このコロナ騒ぎの中でなかなか勇気が出ません。 

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202001219-5-1

NHK サグラダファミリア「世界一の塔に込めた希望」と言う番組が放送されました。

学びの多い番組でした。

ガウディはサグラダファミリアを通じて何を表現しようとしていたのか?サグラダファミリアの芸術工房監督として殆どのデザインを手掛ける外尾悦朗氏。

「自然には境目がないんですね。いろんな色があるけれど境目というのはないんですよ、空の色も海の色も色が無限にグラデーションがかかって変わっていく。ところが、人間の作るものには全て境目がある。それをガウディは悲しく思った。

貧富の格差や社会の分断が広がり苦しみが続く人間の世界、人間が作るその境目を自然のグラデーションのように乗り越える、それがガウディがイエスの塔に託した願いではないか、それが外尾さんの結論です。

202001219-3-1太陽、、、、、、全ての根源です。この光がなければこうやって写真に撮ることもできません。

202001219-4-1地球が誕生して46億年。それ以前からも太陽はこんなエネルギーを絶え間なく放出しています。

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それでもゲーテは、「もっと光を!」と臨終の際まで叫び続ける。

 

光が全ての根源です。



 

Kani フィルター 使用2日目 Practice shot

今日は海辺にでも行ってKani filterの練習をしようと思ったんですが、天気があまりよくなく風がもの凄く強かったので諦めました。するとどうでしょう、夕方になると太陽が出始め空はダイナミックな様相です。これで海辺に出掛けていればきっと理想的な画像が撮れたのかもしれませんね。残念でした。

さて、その代わり今日も自宅のベランダからトライアルショットを撮ってみました。2日目にしてようやく慣れてきたようで露出の設定もいろいろ試してN64も問題なく使えるようになりました。場合によっては、N1000ぐらいまでは追加で購入してみようと思った次第です。

202001120tamron15-30mm-CPL+ND64trial-1-4

簡易のRAW現像なので本番の撮影ではもっと時間をかけてリタッチするのですが、今日はこんなところでしょうか。ちょっとまだシャドーが強いですかね。

202001120tamron15-30mm-CPL+ND64trial-1-3

やはり輝度さが激しいので手前の団地をクリアにするのが難しいのですが、敢えてこのぐらい暗くしてもいいのかなぁと思ってます。

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これで、どこかに撮影に行っても、そんなに困らずできそうです。

って事で、コロナのお陰で相変わらず仕事もできずに遊んでおります。笑

 

Kaniフィルターはやっぱり噂通りに凄かった!!!

1年前にPentax K-1大三元レンズの一角であるDFA 15-30mm F2.8EDにNisiのフィルターを付けたというお話のブログを書きましたが、PentaxとはオサラバしてしまったのでこのNisiのフィルターだけが残っていました。正直、とっても使い勝手が悪くこの時の撮影以降使わないまま放ってありました。税込みで6万円以上の製品です。笑 あの時にヤフオクにでも出品して売ってしまっていれば良かったのですが、忙しくてそんな作業をする暇はありませんでした。

bignick.hatenablog.com

先日上高地に行った折に、Sigma 14mm-24mmのレンズにフィルターが付けられなかったのでちょっともどかしい思いをしたので、じゃあ、Nisiのフィルターを活かす為にPentaxDFA 15-30mmのOEM製造元のTamron 15-30mmを使えばいいんじゃね? と以前から考えていた事が僕の脳裏に浮上してきました。でも、ご存知のようにこのレンズのマウントはAマウント、僕の持ってるSony α7R4はEマウント。そこでマウントアダプターLA-EA5を購入してTamron 15-30mmを65,000円程で購入しました。まぁ、ミラーレス持ってて何でわざわざ一眼に戻すの?っていう疑問は忘れてください。笑 しかしPentaxでは横綱級クラスで20万近くするこのレンズもSonyに来ると十両クラスで65,000円で買えますねん。(もちろん中古でしたけど殆ど新品。)

www.mapcamera.com

 ソニー マウントアダプター LA-EA5

ところが、Tamronのレンズを入手してNisiのフィルターを付けてみると、なんと固定できません。そう、昨年1回だけ使った時も固定がうまくできず現場で結構苦労したのですね。でも、自分の装着の仕方が悪いんだろうぐらいの殊勝な思いで通り過ぎました。今回はちゃんと固定できるように何とかしようといろいろ部品をチェックしていくと、結局レンズを固定する部分の部品のネジ山が潰れていて満足に回らないという事がわかりました。

で、Nisiさんのカスタマーサービスらしきところに連絡を入れると、販売店に連絡しろ!の一点張りで部品交換にも応じてくれません。何も前向きな返事は頂けないのでこんな会社を相手にしていてもストレスが溜まるばかりなので相手にするのをやめました。

そこで最近YouTubeでいろいろな情報を発信しているKaniフィルターさんに助けを求めると、なんと社長さん自ら懇切丁寧にいろいろ対応してくれました。

って事で、今回の長い顛末でしたが、こういうフィルターのような品種がたくさんあって何を買うかの選択がとても難しい製品はでっかい会社から買うよりもブティックのように顧客に接してくれる小さな会社の物を選ぶ方がとても良いというのがわかりました。人間は何事も失敗から学びますね。成功するとその場で報酬を得てしまうので経験としての学習はないが失敗すると多くの経験を得ます、と改めて思いました。人間関係も同じですよね〜。笑

202001116tamron15-30mm-1上はTamronレンズの画像。

202001116sigma14-24mm-1  全く同じ設定で撮った時のSigmaレンズの画像。周辺減光? 周辺が安定しません。

そして今日Kaniさんから届いたフィルターで練習がてら自宅から撮った画像です。

202001118tamron15-30mm-CPL+ND64-1のコピー

CPLにND64を入れると綺麗に雲が流れてくれます。CPLが効いてブルーが綺麗です。

202001118tamron15-30mm-CPL+ND64trial-1

202001118tamron15-30mm-CPL+ND64trial-1-2

夕方になってガッチガチの逆光を撮ってみました。CPLとND64、それにPremium Reverse GND0.9というハーフNDフィルターの3枚重ねで撮ってみました。届いたばかりなのでまだまだ要領を得ていない状況なので撮って出しレベルの画像は撮れません。手前半分と太陽を含む空の部分との輝度さがあまりにも大きいので手前を綺麗に写し出す事はできませんでした。これでは作品になりませんね。もう少し要領を得てから海辺に出掛けて夕陽が沈む荒れた海を表現したいと思いますが、どうなりますかね〜。でも、可能性がいろいろ感じられイマジネーションが広がります。

でも、とにかく使い易いフィルターホルダー、それにかなり高品質のフィルターに強い信頼を寄せる事ができました。ありがとうございました、Kaniフィルターさん!これからもよろしくお願いします!

youtu.be

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ご近所の秋 Neighboring autumn を撮ってきた。

昨日の日曜日はご近所をブラブラ散歩しながら写真を撮ってきました。

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今年はコロナの影響で自宅に居る事が多かったのですが、いつの間にか外はすっかり秋ですね。

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僕はジャズでアルト・サックスを吹いていたのでAutumn leavesは定番でアート・ペッパーのアドリブフレーズをコピーしたもんです。笑

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枯れ葉よ〜〜〜〜♫〜〜〜〜〜♩〜〜〜〜、、、、絵文字に全音符がないッ! 笑

202001115-1-10寝そべって撮ってます。笑202001115-1-9

道路沿いの植え込みの花々も撮っておきましょう。

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上の画像は赤い部分以外はモノクロにしようと思いましたが、面倒なのでやめました。笑

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上の画像も花を2、3個にしてマクロっぽい構図にしようと思いましたが、これも面倒なのでやめました。まぁ、簡単なんですけどね。笑

って事で、もっと秋の写真を撮ってくるつもりですのでお楽しみに!!!

「古角志奈帆 作陶展」に行って来たよ!

いつもご案内を頂く「たまプラーザのギャラリー寛」さんから「古角志奈帆 作陶展」のご案内を頂いたので散歩ついでにカメラを持って行って来ました。

www.g-hiro.com

放蕩親父のワタシはもう30年前から陶器集めに狂ってまして、今や溢れたあまり使わなくなった陶器はベランダに設けたボックスに一時避難して貰っているぐらいたくさんあります。笑 なので貧乏人になった今のワタシには全く必要ない趣味なので今回はパスさせて頂こうと思っていたのですが、、、。笑

実は昨日、寛さんのお店の前を通りかかった時に寛さんと偶然遭遇してしまい古角さんはとっても素敵な人だから是非来てくださいとお断り出来ないぐらいの強烈なお誘いを受けてしまったのでやはりお伺いするしかないかと、、、。笑 作品を見る為に? 作家さんご本人にお会いする為に? 笑

僕の30年間の陶磁器に対する審美観からすると、一見しただけでただの作家さんじゃないという事がわかるのでとても複雑な心境でした。笑

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202001111-1-7 人気の作家さんなので今回の作陶展、4日目にして殆どの作品は売れてしまったとの事。実は僕はさんま1匹を乗せる長方形の長いお皿があったら買おうと思っていたのですが、それは1日目にして完売してしまったとの事。

202001111-1-6 誤解を招く表現かもしれませんが、古角さんの作品は、 いわゆる一般受けする作品ではありません。売れるために大衆に迎合した作品ではなく何か一本筋の通った芸術家としての気概や弛まない努力が作品の中からその内面が感じられます。。

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202001111-1-12 この貫入(かんにゅう)が一部入ったカップなんて最高だと思いませんか? こういうカップは秀吉にはわかりません。利休レベルの人が初めて愛でるカップです。笑

202001111-1-10 こちらの貫入のお皿、う〜〜〜〜ん、ヤバい! これは100年後には100万になってる作品です。(あくまでも個人的見解です。笑) 買おうかなぁ〜、カップにしようかお皿にしようか? (実は今日現在の銀行口座の残高は¥7,385しかないとmoneytreeで確認済。笑 これで月末までなんとかしなきゃ、、、。笑)

閑話休題。笑

古角さんの作品は、普通に生活の中で気軽に使える作品ではありません。もう愛でて愛でて床の間に飾っておくだけです。そんな芸術作品レベルの作品が今なら数千円で買えるのですぜ、、、そこの奥さん! 笑

202001111-1-18 幸い僕にはアフターヌーンティーを楽しむ余裕もないし。笑202001111-1-19これは僕のクロムハーツのアクセサリーと同期している。笑202001111-1-17

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202001111-1-13 芸術作品レベルまで昇華しているだけに写真撮影の対象としては抜群に面白いです。

写真の世界の記事を英語で読んでいるとabandonという分野がある事に気付きますが、廃墟の中に残された貴族の遺品みたいな古色蒼然の中から出た貴賓みたいな世界がabandonの世界なのでしょうか。同じ芳香を醸し出す作品の数々です。

実際の古角志奈帆さんは、そんなアンティークな世界とは真逆の明るい素敵な女性で思わずファンになってしまうほどです。残念ながらお互いにマスク越しの会話だったのでコミュニーケーションとしては50%ぐらいしかできていませんでしたが、幸い職場が近いという事でこれからもお会いできる機会がありそうです。それにさんまのお皿もお願いしたし。。。笑
古角さんの陶芸教室は、祖師谷大蔵にあるそうなのでご興味のある方は検索して探してみてください。きっと古き良き時代の写真の世界でいうピクトリアリズム的な世界に誘ってくれことでしょう。