思えば横浜港北ニュータウンに引っ越したのは今から36年ぐらい前の事。それからずっとこの街を見続けてきたけど、やむなくこの街を離れてもう5年ぐらい経ってしまいました。でも、この街の落ち着いた美しさがしっくりきていていつの間にか戻ってきてしまいます。
で、久しぶりにカメラバッグにカメラをぶっ込み歩いて行って来ました。
30年以上前には気付きもしなかった紅葉も今では通りすがりの人がカメラを向けるほどフォトジェニックな葉を付けるようになりました。
運良く、日没前の側光が明るいハイライトと暗いシャドーのコントラストを見事に映し出してくれました。RAW現像は極めて控えめに。でも、紅葉の朱はそれなりに強調してみました。とは言っても、今日はバッグを重くしたくなかったので持ってきたレンズはタムロンの4万円ぐらいのレンズ。やっぱりイマイチかなぁ〜? 笑
ジョギングと散歩で何百回も通り過ぎた遊歩道もすっかり年期が入ってきました。
かつて愛犬のコーギーを散歩させていた公園も面影が少し変わってきています。
30年前に比べると木々の幹の太さも変わってきているようです。
そして新しい芽が出て次の世代へと移り変わっていきます。
66歳になると改めて人間の一生の短さを感じます。あっという間に時は流れて、人として何も達成せずに終わってしまう事にきづきます。
でも、ただ、生きること!
何も求めずに、ただ生きるだけの大切さが秋の静まりと供に感じられる今日この頃でした。