僕がカメラを始めて以来ずっと悩んできた画像のシマシマ。これ、バンディング(banding)という事を教えて頂いたのですが、原因がようやくわかりました!ペンタックスのアマチュア写真家業界(笑)にはプロクラスの腕前の方々、例えば「粋人日月抄」のHiさんとか「ペンタックスのカメラ酔夢譚」の黒野氏とかたくさんいらっしゃるのですが、僕とはカメラ機材が殆ど変わりません。なのに出来上がりの画像がなんでこんなに違うのか、ずっと悩んでいたのです。その原因を今回Hiさんに教えて頂きました。
Hiさん:拝見しましたが… 確かにシマシマ(バンディング Banding)が発生していますね。RAW撮影でしょうか? だとしたら色調整の偏りすぎ、やりすぎなどで、JPEGで表現しきれなくなってるのだろうと思います。JPEGは色情報を間引きする上に、8bit階調でしか表現できないですから。 JPEGへ書き出す際の品質パラメータを高くすれば回避できるかもしれません。むりなら現像を根本的にやりなおすしかないかも。
JPEGの品質は書き出しの設定の中にスライダーがあると思います。85以上がおすすめです。もちろんファイルサイズは大きくなります。
↓このページの「4.書き出しオプションを指定します。」にあるような画面が見つかりませんか? Image FormatにJPEGを選ぶと必ずQualityの設定があるはずです。 https://helpx.adobe.com/jp/lightroom/help/exporting-photos-basic-workflow.html …
と言う事で、「書き出し」の方法を教えて頂きました。
う〜、なんとも情けない。やっぱり自分はまだまだ初心者なんだなぁ〜と。って言うか、僕は35年ぐらい前からコンピューター業界にいてスティーブ・ジョブスなんかともリアルタイムで戦ってきた男なのでパソコン操作なんて僕の頭の中に自然に蓄積されていて、いわゆる感覚的操作ってヤツで適当にやってればなんとかなると。笑 MicorsoftのExcleやWordやパワポだって隣に座っている派遣のお姉ちゃんに聞きながらやれば、マクロを使おうがVBAを使おうがなんとか完成形にまでは出来たのです。それがこのAdobe系のソフトはこの感覚的操作と言うのが全く使えない。(いや、Lightroomはむしろ感覚的操作でなんとかなると思ってましたが、、。)いわゆるマニュアルの解説本とやらを買っても時間だけかかって効果はあまり現れない事がしばしば。やっぱり理系頭の方々とは頭の構造が違うのかなぁ〜と。とまぁ、ボヤキはこのぐらいにして、今日やっと落ち着いて現像をやり直せたので比較してみてみましょう。
因みに、「粋人日月抄」さんのブログの中にもバンディングに言及されている部分があります。
Before)
After)
現像の設定自体を変えてしまったので違う感じの画像になってしまいましたが、写真をクリックして頂くとFlickrのサイトで大きな画像で見れますので違いがわかるかと思います。う〜、まだまだシマシマっぽいかな?
Before)
After)
クロップしてない画像ですが、画質の違いはわかると思います。うん、以前の方がいい? 笑
Before)
After)
うん? そんなに違いはない?
Before)
After)
上の画像はかなり違いがわかりますね。
Before)
After)
お〜、結構違ってきた! 笑
Before)
After)
上はホワイトバランスをかなり変えてみましたね。
Before)
After)
と言うことで、今までの悩みが解消し、少しまともな画像がアップできるようになりました。これで書道の5級ぐらいだった僕の腕前も初段ぐらいにアップしたでしょうか?
いやいや、自画自賛ならぬ「爺いが自賛」をしていると、またチコちゃんに「マヌケに生きてんじゃね〜よ!」って怒られそうです。笑
それにしても、Adobeさんは、なんでこんな重要な設定をデフォルトで最高の品質に設定しておいてくれないんでしょうね。これってiTunesでCDの録音をダウンロードする時に音質を劣化させているのに似ています。
ってことで、ボッ〜と撮ってるといくら良いカメラで撮っててもロクな画像にならない原因の一つでした。