ボッーと撮ってんじゃね〜よ!Pentax K-1カメラ初心者奮闘記

還暦オヤジがPentax K-1を買ってしまった。そこから始まる苦闘の日々を綴るブログです。

陶芸家・沼野秀章氏の作品の「物撮り」における被写界深度の考察

なんか大袈裟な題名つけましたねぇ〜。笑
って言うか、またそこかい? また「露出」の話かい? 

はい、なんてたって初心者のカメラ爺さんにとっては、「露出」をマスターする事こそ最難関の課題で決して疎かにしてはいけないステージなんですね。

先日紹介した鈴木心さんの著書「写真がうまくなっちゃう7のこと」にもフレーミングと同様露出をしっかり意識する事が肝だと書かれています。 

鈴木心の撮影ノート

鈴木心の撮影ノート

 

 (あっ、この本じゃねぇ〜や。笑)

ボケている写真はボケている人が、ブレている写真はブレている人が撮ります。写真の基礎を習得したい場合は、三脚にパンフォーカスでしっかりフレーミングと露出をとって逃げ道のない写真の撮り方で修行することをお薦めいたします。鈴木心「写真がうまくなっちゃう7のこと」 

 なんで再びここに帰ったかと言うと、昨日の陶芸作品をとった画像にイマイチ満足できなかったからです。まぁ、店主の寛さんと話しながらの撮影でしたので集中力に欠けていたのは事実なんですが、自宅に帰ってLightroomでRAW現像してみると、愕然としてしまいました。(まぁ、いつものごとく現場で液晶モニターで確認してないと言うミスなんですが。)

まず、昨日掲載した画像とボツになった画像を見てみましょう。

_IMG5819

 上が掲載した写真なので一応クロップしてフレーミングもしています。下のボツ画像とはホワイトバランスが違うので印象の違う写真に出来上がってますが、僕的に言うと両方ともボツだったんです。ブライアン・ピーターソン的に言うと「特定の被写体を引き立てる」構図と言う事でワイングラス全体にピントを合わせ、背景をボヤかさせると言うのが狙いでした。

_IMG5820金さん銀さん

しかし、どうでしょう? 二つともグラスの前の部分にピントが合っているのは良いとして、グラス内側の金と銀はボケてしまっています。このグラスの良さはこの金銀の美しさにあるので、本来ならグラス全体にピントが合っていなければなりません。なので、被写界深度をあと5〜6cm深くするように露出を調整しなければなりません。要は、f値を大きくする訳ですが、そうすると当然SSは遅くなります。そうするとどうなるか? 手振れで更に全体がボケるって事です。なので、「物撮り」でちゃんと撮影する場合は、やはり三脚使えよ、って事なんだと思います。

_IMG5823

こちらの掲載の四角皿もそうなんですが、辛うじてお皿全体(微妙ですが)にピントが合ってます。しかし、ボツになったこちらの画像はどうでしょう。

_IMG5821四角皿#1

上の画像は、手前のお皿全体にピントが合ってなくお皿の向こう角だけにピントが合っちゃってます。構図として気に入ってたんですが、これでは使えません。

要するに「特定の被写体を引き立てる」構図であっても、f値は使用レンズの最大開放値にすれば良いってもんじゃなく、現場でミリ単位で調整していくもんじゃね? って事を肝に銘じなくてはいけないと言う事でしょうか。

昨日掲載していないその他のボツ画像はこんな感じでした。

_IMG5817カップ#1

上の画像はあと3cmぐらい深度が欲しいです。

_IMG5826カップ#2

こちらは、あと2cmでしょうか?

って事で、今回も「ボケっと撮ってんじゃねぇ〜よ!」ってチコちゃんに叱られてしまいそうな撮影でした。

ところで、先ほど紹介したブライアン・ピーターソンの「プロの撮り方」シリーズ。僕もようやく「実践の露出」に入りました、って事をご報告しておきます。笑

このシリーズは、一眼でそれなりの写真を撮りたいと思う方には、必読書です。

 

  

PENTAX ズームレンズ HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8ED SDM WR 21310

PENTAX ズームレンズ HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8ED SDM WR 21310