写真家 Nick FujimuraのPhotographer's eye

Sony α7シリーズ愛用の写真家のブログです。写真やカメラの事だけでなく生活全般いろいろ呟きます。

岩合さんになったつもりで猫を撮る。

すっかり春爛漫で桜写真で賑わっている今日この頃、僕も桜写真を撮ろうと横浜三渓園の夜桜ライトアップなんてのを計画していたのですが、さすがに今日の強風ではあんまり期待できないだろうと諦めました。何しろ高速代や駐車場代、それに三渓園の入場料なんてのを全部足すとそれなりのコストになるので、還暦貧乏爺さんとしては躊躇せざるを得ません。

とは言え、せっかく始めたカメラの趣味なのでやはり何かを撮りたいところ。で、自宅の外を見ると猫が平和な午後を微睡んでいるじゃないっすか。なので、岩合さんになったつもりで猫写真に挑戦してみました。

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岩合さんみたいに、「いい娘だねぇ〜」と言いながら近づいたのですが、ちょっと迷惑そう。

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真ん中にいた1匹が、警戒して車の下の方に移動してしまいました。

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逃げる準備にストレッチでもしておくかってな感じでカッコよく伸びをしてくれました。

まぁ、それにしてもボスらしき猫ちゃんは泰然自若って感じで微動だもしませんね。

完璧な日の丸構図にしてみましたが、やはり大三元レンズで撮ると毛並みまでが生き生きと撮れます。手前のコンクリートの地肌が鮮明でやはりこのレンズの凄さを感じます。

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猫ばかりじゃつまんないので、春の花々も撮ってみようと思ったのですが、風が強くてみんなピンボケ。唯一使えそうな次の画像も被写界深度がイマイチでやはりピンボケの多い画像になってしまいました。f/11.0なのになんでこんなにボケるねん!

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やはりf値2.8の明るいレンズの大三元レンズ、被写界深度を狙い通りに合わせるのがFA Limitedと同様難しいです。明日は今日の教訓を生かしてもっと絞って撮ることにしましょう。

葛飾北斎は、80歳になっても猫一匹描けないと言って泣いたらしいですが、僕なんかいつになったら猫の写真がうまく撮れるんでしょうね。何事もやればやるほど奥が深いです。

今日はこんなところで。。。