今回伊豆高原を訪れた1番の目的は、写真家・春日広隆先生の個展を見学させて頂き、そして出来ればいろいろご指導を賜ればありがたいな、と思っての事でした。春日さんはIBMのご出身、そして僕も一時期はIBMの豊洲事業所で働いていた事等いろいろ近いご縁もあり、僕が写真を真剣にやるんであればと温めていたアイデアでした。
今までの春日さんの作品はモノクロが中心でしたが、今回の「CUBA」では色がついた!と言う巷の噂が僕の耳にも飛び込んで来ていました。なので今回はほんとに興味津々で訪れたという訳です。それにしてもいつも思う事は、素晴らしい別荘です。IBMの退職プログラムを知っている僕としてはHappy Retirementとはこうありたいと思うところでした。笑 (僕とは天国と地獄の違いです。笑)
本題に戻りましょう。笑
今回の「CUBA」は、今までのモノクロ作品とは対局にある物凄くカラフルな作品群です。まるで絵画のような美しい仕上げはとても写真による作品とは思えません。そうです、アートなのです。そして僕の目指すところです。
焦って撮ったので構図とかめちゃくちゃになってしまいました。これもアートの一つという事で。笑
下の画像の左側はヘミングウェイの寝室だそうです。そう言えば、僕のニックネームのNick FujimuraのNickはヘミングウェイの小説からとったものでした。大学で英文学も学んだ僕としては、原文で素直に読める数少ない作家がヘミングウェイでした。平易な英語でも美しい文体は、文章としての究極の鏡です。
また脱線してしまいました。笑
どうです、この「CUBA」。この原色の美しさったらないです。一体どうやって印刷しているんでしょう。
今回の画像、殆どが水平がちゃんととれてませんね。現像する際にちゃんと調整しろよ、って事ですが、なかなか気がつきませんね。
そして春日先生が使用されているカメラが、Hasselblad !!!
興奮のあまりピンボケしてしまいました。笑 こういう時に値段をお聞きするのは野暮というものですが、思わず聞いてしまいました。 ここには書きませんが。笑
そして使用されているプリンターがこれ。Epsonの究極のプロ用プリンター!!!
そして今回いろいろご相談させて頂いて、「原画作りから最終プリントまでの表現技術全体」を学ばさせて頂く事にいたしました。もちろん、僕は一介の貧乏タクシー運転手ですのでどこまで付いていけるかわかりませんが、独学でやっていては僕の寿命は尽きてしまうだろうと判断して春日先生の元でご指導賜ろうと決心した次第でありました。いや、正式にはまだ門弟を許されている訳ではないので今のところ、僕の片思いってところです。
さて、僕はどこに向かって歩いて行くのでしょうかね? 乞うご期待!!!